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 福井市・熊本市
姉妹都市交流事業

  
 

福井市・熊本市姉妹都市交流事業

 福井市と熊本市とは、福井藩の藩政改革に取り組んだ横井小楠や細川家から松平家へ嫁いだ勇姫等の歴史的な縁もあり、平成6年に姉妹都市となっています。
その直後から始まった事業が小学生の相互交流。
8月には指導者の皆さんと共に、たくさんの団員たちが真夏の熊本を訪れました。

4日間の滞在期間中は、熊本城や阿蘇、横井小楠記念館等を訪れ、明日から始まる火の国まつりへの参加やホームステイ等も体験してもらうことになります。
 
1月には熊本市の団員さんが福井を訪れスキーの体験や朝倉氏遺跡などをめぐり福井での滞在を楽しみ、ホームステイを体験します。

この事業により両市の交流が末永く続くことを願っています。

平成30年度熊本市交流事業(派遣)の様子
平成29年度熊本市交流事業(受け入れ)の様子

 


 




平成30年度

1日目

  6時過ぎ,福井市団の団服である青色のTシャツを着た子供たちが,楽しみと不安と眠さが折り混ざったような表情で福井駅構内に集まってきた。
7月1日の事前研修以来の再会。小学6年生男女12人と引率者3人は,青いTシャツを見て,同じ仲間であることを確認し,少し安心した様子。
福井駅での出発式を終え、市子連関係者、親御さんに見送られながら元気に改札へ。
ホームで待つこと15分。


  7時29分発のサンダーバード8号に乗にのり,いざ,熊本に出発。
と,一言で語るほど,スムーズに乗車できたわけではないが,他のお客さまにもご迷惑をおかけし,3泊4日分の荷物が入ったスーツケースを荷棚に乗せ,なんとか座席につかせることができた。
新大阪までは,約2時間弱。
少しばかりの小競り合いはあったものの,9時18分,新大阪に到着。
青いTシャツを着た一行は,乗り換えのため,新幹線改札口へ。
ここで50分の待ち時間があったため,二人以上のグループで駅内の散策を許可。
9時50分,新幹線ホームへ移動。
車内で食べるお弁当を受け取り,10時8分発鹿児島行きの九州新幹線,さくら551号に乗車。
朝が早かった子どもたちは,さっそく,お弁当を広げて昼食タイム。熊本までは約3時間。

13時23分 熊本駅到着。
熊本駅では中村団長、毛利さん、市子協の方々が横断幕を持ってお出迎え。
記念撮影ののち、移動のため急いでバスに乗り込み、最初の目的地である熊本市役所に向かった。
熊本は暑いと聞いていたが、今年の福井も負けず暑かったので、大きな気温差は感じず、むしろ、湿度が少なく爽やかな暑さ。
市役所では、14階から熊本城や熊本市街の眺めを楽しんだ。

再びバスに乗り,金峰山方面へ移動し、宮本武蔵ゆかりの場所である霊厳洞に向かった。
熊本市街から30分も移動すると福井と変わらない田舎道。
到着したところは山の中。湿度も高く、さすがに暑い。

霊厳洞には,五百羅漢の石像や大きな洞窟があり,暑さと不気味さで,どこまで,印象に残ったかは疑問ですが...

その後,金峰山少年自然の家に向かった。
金峰山では,熊本市団の子供たち,スタッフのみなさんがお出迎え。
暑い中,到着を待っていてくれ,感激。

外での記念撮影と思いきや夕立も歓迎してくれ,体育会での記念撮影
慌ただしい中,研修室で入所式。
福井市団と熊本市団の子どもたちが各班ごと,横に並び,ようやくホームステイ先のパートナーとご対面。
少し,安心した様子。
団員同士の自己紹介。
その後のレクレーションで「ひごまる」と「くまモン」からの歓迎を受け,福井市団と熊本市団の距離が一気に縮まり,みんな笑顔。
くまモンは,次の仕事へと向かい,名残惜しいところではあったが,ちょうどおなかもすき,夕食タイム。

夕食後は,3日目に予定している「火の国まつり」の総踊りに参加するため,踊りの練習。
曲は「テーマおてもやん」と「サンバおてもやん」。
「テーマおてもやん」では,踊りの先生の声に合わせて,「おろして,ッパ!」「おろして,ッパ!」「おろして,ッパ!」の大合唱。
「サンバおてもやん」では,「おいでー。おいでー。みんなー。おいでー。」と歌いながら,踊っていました。
一通り動きを覚えたところで,踊りの先生とお別れし,お風呂に入り,就寝。
なかなか寝れない子もいたようですが....。

2日目

6時30分起床。
7時になる5分前には,みんな揃い,ラジオ体操。
朝から日差しが厳しく,暑い。

眠そうな子もいたが,しっかり朝食を食べていた。

今日は,熊本城めぐり,そしてホームステイ。
泊まりの荷物をまとめ,バスに持ち込み,熊本城に向け,出発。


9時。熊本城に到着。
暑い。
熱中症対策は必須。
子どもたちは,準備したタオルを氷水の入ったクーラーボックスの中に入れ,しぼって,首に巻く。
熊本のスタッフのみなさまに感謝。

ひんやりしたところで記念撮影。

その後,二手に分かれて,ガイドさんの案内のもと見学。

といっても城内は,震災の復旧工事中。
天守閣は,足場が組まれている状況。
石垣に至っては,職人さんが不足していることもあって20年先までかかるとのこと。
子どもたちは,どのように感じただろうか。
暑さとも戦いながら,熱心にガイドさんの話を聞いていた。
熊本の子どもたちは,よく,知っている内容だったようだが,いっしょに回ってくれてありがとう。

途中、氷水タイムをとり,熊本城の観光拠点である城彩苑に到着。
城彩苑には,熊本城ミュージアムである「わくわく座」や食文化や特産品などのお店が並ぶ。
まず,クーラーの効いたわくわく座で熊本の歴史や震災の状況などを学んだ。
偶然出会ったおもてなし武将隊とも写真撮影。

次に城彩苑のお店にペアで自由行動。
スイカの生産№1である熊本ならではのスイカジュースを飲んだり,馬肉の入ったコロッケを食べたりと,熊本を満喫。
そして,「おもてなし武将隊」によるステージ。
屋外のステージにもかかわらず,11時30分の開演前には,日陰の座席は満席。
子どもたちは,日陰のステージ横から観覧。
加藤清正や細川忠興など,熊本ゆかりの武将が総勢10名。
おまけに名古屋からもおもてなし武将隊が加わり,かっこいい踊りを披露。
少し圧倒されていたようだが,12時になり,昼食タイム。

昼食は,熊本の地のものを堪能できるビュッフェスタイルの「ぎんなん」というお店。子どもたちは好きな物だけ食べて、飲んでいた。
みんな,満腹,満足でバスに乗車。

次は交流事業のきっかけとなった人物である横井小楠さんの公園へ訪問。
例年,横井小楠記念館に訪問しているようだが,震災復旧中とのこと。
今年も昨年同様,館長のお話しを聞き,小楠さんの銅像の前で記念撮影。

そして本日最後の目的地である,秋津公民館へバスで移動。

秋津公民館の調理室に入り,いきなり団子づくり。
ここからは各班での共同作業。
男子2名,女子2名とで作業を分担。
すでに団子の生地,あんこ,サツマイモが準備されていた。
講師の方から作り方を聞き,作業開始。

生地を20個分に分ける人。あんこを20個に分ける人。
すぐ出来る班、分担が決まらない班、均等に分けれない班などあったが、20個分出来た模様。それから生地を手のひらサイズに広げる。
広げた生地の上にあんことサツマイモをのせ,包み込む。
20個分作ったら,蒸し器に入れ,蒸す。
班ごとの特徴が出て,楽しい共同作業になった。

お昼ごはんを食べ過ぎて満腹だったが,出来立てはやはり,おいしい。

名前のごとく,あっという間の作業でした。
試食後,子どもたちは地元の方から取材を受け,真面目に答えていた。
なんとか後片付けも終わり,和室へ移動。


 いよいよ,ホームステイ。
保護者のお迎えが来るまでしばらく待機。
熊本の子の名前が一人,また,一人と呼ばれ,順番で出発。
指導員に見送られ,元気にホームステイへと向かった。
 

3日目

 17時30分。再び熊本城の城彩苑。
楽しいホームステイを終え「火の国まつり」」の「おてもやん総おどり」に参加するため,24名の子どもたちは元気に戻ってきた。

子どとたちは,互いのほっぺに紅を塗り,「おてもやん」に変身。
記念撮影ののち,おどりのスタート位置になる熊本市役所前まで徒歩で移動。
既に市役所前では,大通りを通行止めにし,5000人もの人が列を作っていた。
熊本市団,福井市団もその一員となり,総おどり開始の合図を待った。

19時過ぎ,始まりの合図があり,サンバおてもやんが始まった。
まわりの雰囲気に圧倒され,流れに任せた感じになっていたが,徐々に声もでて,慣れてきた。
途中,短時間ではあるが休憩場所があり,バナナを食べ,水分を補給していた。
ほんとに短時間で,すぐに,おどりの流れに戻っていった。

1部が終わり,2部が始まるころ。
ポツポツと雨が降り出してきた。
この雨がポツポツでは終わらない。
だんだん雨粒が大きくなり,土砂降りに。
2部のおどりが始まり,中止になる様子もない。
なんてったって,火の国まつり。
雨ぐらいでおどりの火は消せない。

しかし,持ってきたものは全て濡れた。
カメラだけはタオルでくるんで,なんとか無事に。

雨は一向にやむ気配もなく,雨で途方に暮れている子。
ずぶ濡れを楽しんでおどり踊っている子。周りの踊りを見ている子。
バラバラ感が出てきため、しっかりしている女の子たちを先頭に。


雨はおどりが終わっても降り続いていた。
2部のおどりも終わり,道路が川のようになっている中,急いでバスに戻る。

途中,はぐれないよう声を掛け合いながら。バスに入る前にトイレ行き,濡れた体をふいた。

金峰山少年自然の家に戻るまでの30分。
暑いと思って準備していたバスの中のエアコンを止め,何とか暖をとった。
途中,セブンイレブン前でバスを止め,トイレに駆け込むことがあったものの,バスの中で軽い食事をとり,なんとか金峰山少年自然の家に帰ってきた。

まずは,ずぶ濡れになった靴を乾燥機に入れ,玄関で靴下を脱ぎ,足をふいた。
それから着替えをもって,風呂場へ。
風呂であったまり,ようやく安心した様子。
最後の夜が,とっても思い出になる夜になった。
 

4日目

7:00 起床。
昨晩は,疲れと慣れでぐっすり眠れた模様。
朝食をとり,部屋を掃除し,帰りの準備。お土産が増え,来た時より荷物が多い。

研修室に集まり,体験発表会。
交流事業の3日間を振り返り,30分でまとめ,その後,一人一人が発表。
ホームステイでの楽しかったこと,昨晩のおどりのことなど,上手にまとめていた。

最後の昼食は,食べすぎ注意のカレーライス。
帰りの時間を気にしながら,楽しく食べた。

そして,退所式。
金峰山少年自然の家とお別れをし,熊本市団,福井市団の子どもたち24名は,バスにのって熊本駅へ。
熊本駅では,少しだけお土産を買う時間があり,ペアの子と最後の交流。

お別れのとき。
新幹線ホームで熊本市団に見守られながら,大きな荷物を抱えた福井市団は,13時35分,新大阪行きの九州新幹線「さくら」にのった。

予定通り16時48分,新大阪につき,サンダーバードへの乗り継ぎ。
休日の夕方ともなると多くのお客さまでにぎわっており,子どもたちがはぐれないか心配。

トイレに行くことだけを許可し,乗り換えまで待ってもらった。
っと思ったら,1名いない。
みんなとトイレに行ったとのことで,探しに行くが見つからない。?
再度,見回りに行くが見つからない。
本当にはぐれたのか?

どうやら一人でコンビニに行っていた模様。
最後の最後でさすがに焦った。

なんとか乗り換えもでき,福井駅へ。
福井の市子連関係者や親御さんに出迎えられ、笑顔で帰ってきた。
期待以上に楽しかったことをみんなで報告し、これも家族の支えがあったからであること、熊本の方々のおもてなしがあったからであることを再確認した。
また、1月には熊本市団を迎えるにあたって、しっかり準備することを誓い、解散した。

熊本のみなさま、本当にありがとうございました。




平成29年度

 
今年も指導者の皆さんと共に、たくさんの熊本の団員たちが福井を訪れました。
 
滞在期間中は、恐竜博物館やスキーの体験、ホームステイ等も体験してもらいました。
 
この事業により両市の交流が末永く続くことを願っています。

平成30年度熊本市派遣の様子はこちら


 

平成29年度 第23回 福井市・熊本市姉妹都市青少年交流事業が1月4日()〜7日()に、開催されました。

1日目

 福井市役所にて、歓迎式。
その後は、福井県立こども歴史文化館に行きました。横井小楠と松平春嶽のつながりなど福井の偉人もたくさん知り楽しみました。
夕食は福井名物「ソースかつ丼」。
 宿泊先は、「福井市少年自然の家」。
 少年自然の家での歓迎のつどいには、朝倉ゆめまるちゃんも来てくださり、大いに盛り上がりました。

2日目

 今年は雪量もたっぷりで、熊本団待望のスキー体験が思う存分満喫出来ました。
 熊本団の子どもたちは、ほとんどがスキー初体験。
 福井団の子どもたちとペアになり体験開始。一班ごとにひとりずつインストラクターの方についていただき、基本から体験していきます。
 止まることができるようになり、自信がついたら、リフトに乗り、上から滑りました。ペア同士で励ましあったり、応援したり、なんとも言えず微笑ましい光景でした。
その後は恐竜博物館に行き、恐竜の動きにびっくり、楽しんでいました。
そして、ペアの福井団員の家庭へホームステイです。

3日目

ホームステイを終え、少年自然の家に戻り、夕食。ホームステイでは和紙の里で紙すき体験をしたり、めがねミュージアムでペアのお土産買ったり、蕎麦打ち体験や東尋坊見学、冬の日本海など、ホストファミリーと福井を楽しんでもらえたようです。
 夕食後は、一人ひとり文章にして発表し、交流事業のまとめをしました。
 4日目
お別れ会では、福井団から熊本団へ記念品の贈呈をして、別れに涙…(><)
福井駅へと向かいました。
ホストファミリーとなった福井団のご家族の方々もホームまでお見送りに来てくださり、みんなで涙涙の別れでした。
 「また会おうね」「元気でね〜」サンダーバードが見えなくなるまで、ずっと手を振ってました。

交流事業を通し、一人ひとりの成長が頼もしい限り。人と人とのつながり、郷土の再発見、家族の絆…目には見えませんが、多くの力を得て、堂々とした子どもたちの表情が生き生きとしています。
 夏の派遣そして今回の受け入れ、がんばった子どもたちが愛おしく、また背中を押して参加させていただいたホストファミリーのご家族の皆様に本当に感謝申し上げます。