六条地区
天体観望会
天体観望会の開催を考えた理由の1つに、昼間ですと習い事や各スポーツの練習等で、出席しにくい方が多いのではないかと思ったからです。また、福井県自然保護センターで行われている天体観望会の事を知らない方が多いうえ、天体観望には興味深い反応が多い事から、育成会のイベントとして行う事にしました。
当日は親子参加で計86名が参加、17時30分に六条公民館出発。大型バス2台の他、車酔い対策や帰りは寝かせたい等の理由から、マイカーで後続的に参加された方もおられました。 事前に入手したパンフレットには「星のふる場所」と書かれており、既に体験されていた方からは「感動する。」の感想をお聞きして、期待をふくらませておりました。
しかし、大変残念ながら、当日は雨。 そのような天候でも、自然保護センターの天体観望の先生方は、雨天時でのスケジュールや段取りをしてくださいました。雨のため観望棟の屋根は開く事はありませんでしたが、大きな天体望遠鏡と連動しているパソコンに、観たい星を入力すると、その星の位置まで自動で動き出す瞬間は、大人も子供も歓声があがりました。その他、先生方から月や星に関するお話やクイズが出されたり、本物の隕石にふれる事もできました。その時は長蛇の列で、大人も子供も両手に持たされた時のリアクションがさまざまで、これも貴重な体験が出来ました。
子供達からの質問に対して先生が説明していただける時間もあり、その中で「 宇宙人はいるのですか 」という質問に対して、先生からの説明の内容がわかりやすく、宇宙に対する想いもこめられていて、とても感動的でした。
最後に、天体観察ではなく、天体観望とされている事について説明もあり、観察は研究的な感じになるが、観望としているのは「興味を持っていただく」という考え方で、天体観望とされているとの事で、観望会を体験して納得しました。
今回は雨天でしたが、次回は家族での参加で、星がふる感動を絶対に味わいたいと、さらに興味がわいてきた方も多く、今年再チャレンジされるご家族も多くおられるのではと感じております。